最初に
Reedyレース2011開催直前に亡くなられたReedy氏に、心からご冥福をお祈り致します。
Reedy氏は、Reedyモーターをはじめとし、数々の商品を世に送り出したのみならず、R/C業界を支えてきた大きな存在でした。Reedyレースへは有名選手も多数参加することでも証明されるよう、多くのR/Cユーザーにも支持されています。今回はレース直前という事もあり、衝撃とも言える出来事ではありましたが、今回のレースに参加する為に集まった選手達によって、レースをエンジョイし盛り上げることでReedy氏へ感謝の気持ちを伝えるとこが出来ると思います。Reedyさん、ありがとう。

レース報告
5月26日から29日まで行われるReedyレースを報告したいと思います。
サンフランシスコより車で40分ほどのユニオンシティに位置するノーカルサーキットで、今年も開催されます。
17.5Tのブースト禁止クラスと、17.5Tブースト可クラス、オープンクラス(モディファイ)、インヴィテーションクラスの計4クラスとなります。
インヴィテーションクラス(以後インヴィクラスと言います)を盛り上げる各有名選手が今年も参戦しています。
インヴィクラスには、原選手やマーク選手、ヴィクター選手、ロナルド選手、ポール選手やHBに移籍したばかりの松崎選手などなど、世界有数の選手達が多数集まっています。

5月26日
初日の練習走行を終え、原選手やロナルド選手、ポール選手などが良いタイムを出しています。
しかしながら、トップクラスの選手が集まっている事もあり、練習走行時点では全くわからないといった状況です。予選は明後日28日から開催されます。
   
5月27日
本日は2日目の練習走行が行われます。
インヴィクラスは、プラクティスであるにも関わらず、スタートグリッドから始まり、レースのように練習が行われます。
去年オープンクラスで10位以内の選手は申込めばインヴィクラスに出場できるようで、インヴィクラスは多くの選手で盛り上がっています。
やはり、有名選手は素晴らしい走りを見せ、レース方式の練習走行とはいえ、タイムを刻んで行きます。
コースの状態は、昨日より良く、沢山のコーラ?が巻かれているようです。まだまだコース脇にコーラが残っているので、明日もグリップが上がっていくのでしょうか。。
25日には雨も降った会場ですが、昨日・今日と晴天に恵まれ、レースには最適な環境。練習最終ヒートでは、20周に入れる選手も出てきました。
明日からのインヴィレースが楽しみです。
ヨコモのロナルド選手・HBの原選手・HBのTY選手が20周をマーク。
本日の様子と、練習8回目(本日2日目の最終ヒート)のインヴィクラスとオープンクラスの結果をアップします。
5月28日
本日はインヴィクラスが4回のレース・その他のクラスは3回の予選が行われます。
午前9時よりミーティングが始まり、Reedy氏の追悼式と開会式が行われ、インヴィクラス1回目が10時より始まります。
多少の雨によりスタートは延期されましたが、本日よりレースがスタートします。
インヴィクラス1回目が終わり、その後のオープンクラス12ヒートが始まった直後、再度雨が降ってしまい、2回目の中断となります。
路面が乾くのを待って、インヴィクラス→オープンクラスの順番でレースが進行しますが、その後再度雨になり、各クラスの予選は2回で終了。
インヴィクラスは、本日は3回で終わりました。
翌日のスケジュールは、今のところ早めにスタートし、予定を消化するようです。(明日は6時半開門で8時スタート予定)

インヴィクラスは、決められたスペースでタイヤを渡され、指定されたグリップ剤のみ、使用可能。塗って引き取るだけ。(FX2)
オープンクラスはグリップ剤の指定や使用方法に制限は無いのですが、数名が15秒台に入るといったところ。
インヴィクラスでは15秒台前半から中盤でのレースが展開されています。
本日の様子をUPします。
5月29日
最終日の今日は、前日の雨で中断となった分を消化する為、インヴィクラス以外の予選は全て4分間で行われる事に。
朝から晴天に恵まれますが、冷たい風が吹く中レースが進行していきます。
各選手4分セットに切り替えていきます。
インヴィクラスのタイヤは、各選手の番号順で保管されます。
走行直前の車検時に渡され、前のヒートが開始された直後よりFX2の処理が
可能になります。
走行後はタイヤを外し返却。
新品→2回目→新品→2回目といった順で使用していき、全てのインヴィ参加選手
が同じサイクルのタイヤを使用するようにしていきます。
松崎選手のピット
インヴィ参加選手の各ピットにはネームプレートが付けられています。
インヴィクラススタート前の様子。

車検を終えたあと、前のヒートがスタートするのを待って、FX2の処理を行って行きます。
インヴィクラスは、超高速バトルの中、スレスレの攻防がいたるところで行われています。
優勝を決めた直後のマーク選手

冷静な走りと安定した速さで、見事優勝を物にしました。
今回、ブルーラインに回転型ローターの組合せで見事TOP10入りを果たした
松崎隼人選手
インヴィクラスで直線で抜く場面も見られ、素晴らしい走りを披露。
プロスペックベアリングも使用
HBドライバーの車
ヨコモのロナルド選手
プロスペックベアリングを使用して参戦
切れのある素晴らしい走りで見事トップ10入り!
オープンクラスAメインの選手達
日本人では、原俊彦選手が見事2位を獲得
細田選手は、残念ながらBメイン優勝という結果
インヴィクラス優勝は、
マークライナート選手

2位にヴィクターウィルク選手

3位に原篤志選手

という結果となりました。

詳しいリザルトについては、
http://www.norcal-hobbies.com/reedyrace/
を参照下さい。

上位選手の走りは圧巻です特にトップ10に入る選手のバトルは神業。
毎回観客を魅了しています。
インヴィクラス8回全てが終わった時点での順位
 
参加された選手やスタッフのみなさま、お疲れ様でした。
いつまでもReedyレースは続いてほしいと心から思います。


Drivers & Staffs & Mr.MikeReedy Congratulations !